アメリカに来て二年目の頃の話です。某プライベートのカルチャークラスの申し込み説明会に一人で出かけ、話を聞きました。会話での英語が何とか分かるという程度の英語力。契約書を配られて、見てみるとなんだか難しい単語がチンプンカンプン。
とりあえず、家に持って帰って読もうと思い、「あの〜、単語がわからないので、家に持って帰って読みたいんですけど。」というと、
「どこがわからないの?分からない所は説明してあげるわよ。」とにっこり、満面笑顔の中近東系アメリカ人のお姉ちゃん。
あれこれと質問責めにして、一応不安だったので
「これは、後で解約できますか?」
と念を押して聞いてみると、
「もちろん」
とにっこり笑顔。
じゃあ、と契約書にサインをして自宅に持って帰る。「あれ〜?変だなあ。」と思い、電話して聞こうとすると、「担当の中近東系お姉ちゃんは、会議中で居ないから、後で折り返し電話をする。」という。しかし、その日は電話はナシ。
次の日も同じ。で、契約書をよくよく読んでみると、
解約は三日以内に、「内容証明で送ること。」とある。しかも、言っていた料金も違う。あわてて解約しようとした日は4日め。すでに、遅し。
再度、連絡がついたときは、
「契約書にサインをしたアナタの責任よ。解約は出来ません。」
と、しゃあしゃあと言う。むかついたのむかつかないのって。あわてて知り合いの弁護士を紹介して貰い、相談すると、
「裁判してお金を取り戻せるかも知れないけれど、弁護士費用の方が高いですよ。このまま、クラスを受けた方が賢いですよ。」
という弁護士。中近東系姉ちゃんのやり口に、怒り頂点だったけど、お金を払ってクラスを受けないのでは、お金をドブに捨てるようなモノ。
むかつきつつも、今回はあきらめ素直にクラスを受けた。。
更にむかつくことには、、
授業が面白かったのである。。。
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